帯状疱疹ワクチン『シングリックス』を導入しました。
帯状疱疹ワクチンには2種類あります
帯状疱疹(たいじょうほうしん)とは
帯状疱疹は、水ぶくれを伴う赤い発疹が体の左右どちらかに(必ずしも帯状にではなく)出る皮膚の疾患です。強い痛みを伴うことが多く、症状は3~4週間続きます。
子どもの頃にかかった水痘ウイルスが体の中で長期間潜伏感染し、免疫が低下した際などに「帯状疱疹」として発症します。
日本では、80歳までに3人に1人がかかるといわれています。また、皮膚症状が治った後も、50歳以上の約2割の方が、長い間痛みが残る帯状疱疹後神経痛(PHN)になる可能性があります。
ワクチンの名称 |
ビケン |
シングリックス |
ワクチンの種類 |
弱毒生ワクチン |
不活化ワクチン |
接種回数 |
1回だけ |
2回(2か月後に2回目) |
予防効果 |
発症率は60歳以上で51.3%減少、 50~59歳で69.8%減少 |
50歳以上で97.2%減少 帯状疱疹後神経痛の発症無し |
持続期間 |
発症予防効果は統計上8年 |
現時点で7年(追跡調査実施中) |
副反応 |
接種後50.6%に副反応 接種部位の痛み、腫れ、発赤 |
注射部位副反応(2回接種合計)80.8% 接種部位の痛み、腫れ、発赤 筋肉痛、疲労感、頭痛 |
料金 |
7.700円(税込み) |
23.100円/1回(税込み) |
これまで当院で扱ってきたのは『ビケン』のワクチンだけでしたが、新たに↑『シングリックス』というワクチンを選べることになりました。
1回接種で済む『ビケン』に比べて、
『シングリックス』は、2回接種する必要があり、しかも(1回の)金額が高い(21.000円+税)ですが、
予防効果も高くなっています。
メープル木更津クリニック
↑シングリックス